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コラム

BOSSのブログ 〜タイロンとその仲間たち〜  ある日のブログ・・・      
  
『ツインフィン。』   2005.1.24

私の秘密兵器を紹介します。(別に秘密じゃないけど・・)

チャンネルアイランド社が2004年以降に販売記録を大幅に伸ばした要因にこのモデルの存在する。 このモデルはアルメリックが1970年代に発表した「ロケットフィッシュ」 に近いツインフィンだ。

当時スラスターフィンの無かった時代シングルフィンの動きにあきたサーファーたちは
挙ってこのボードを手にした。

2002年の後半にロブ・マチャドはたまたまアルの骨董品のようなツインフィンを手に入れることが出来た。修理が必要なほど古いのボードだった。 ロブは早速そのボードで沖に向かいスラスターボードにない不思議なマニューバーに魅了された。

現代のパフォーマンスボードのように鋭くリップを砕いたり空中を飛ぶ事は出来ないが時代が感じさせてくれる浮遊感を見出したのだった。それはノスタルジックで肩の力が抜けたFLOWなサーフィンの世界への誘いだった。

アルとロブはこのボードのリメイクに取り掛かった。 ボトムのVボトムをサイトシングルへと移行しデッキ部分のコンケーブは残しより扱いやすいモダンなツインフィンが完成した。

「CI FISH」だ。

WCTをリタイヤしたロブのサーフィンを我々はビデオフリップの中で目撃することが出来た。
彼は背の丈しかないモダンなフィッシュボードでカリフォルニアの波を滑らかにそして優雅にライディングした。そのツインフィン独特のムーブメントに世界中のサーファーは賞賛を与えいっせいに レトロツインフィンの魅力にはまっていった。

あれから3年、日本でもあっという間にレトロボードブームである。

レトロボードのの存在、そのマインドのあり方を形付けてくれたのは
ジャック・マッコイ監督のベストムービー「ブルーホライゾン」だ。
映画の主人公はワールドチャンピオンのアンディー・アイアンズと旅を愛するデビット・ラスタビッチの二人。
前者は競技の世界を突き詰めるサーファー、後者は旅とフリーサーフィンを突き詰めるサーファー。

アンディーのボードはより高い点数をはじき出すパフォーマンスボード、ラスタのボードはレトロなシングルフィンやフィッシュツインなど形にとらわれないいわゆるトラジションボード。
お互い求める物は違うがやってることは同じ「サーフボードでのライディング」だ。

私は競技にも出場するし旅にフィッシュを持って出かけるのも大好きだ。

この作品にはそんなサーフィンへのマインドの持ち方、双方素晴らしい物だと位置づける新たな定義を映像にしたビラボン社の熱い思いが伝わってくる。


トラディションボードがブームとなる事が間違いない
今年のサーフィン界。 この現象は決して悪い事ではない。好ましい事だ。

なぜならば「サーフィンは楽しいことだ。波に乗って楽しむ事が最大の喜びだからだ。」

私は大会で優勝するために一生懸命練習します。 トッププロのアドバイスに耳を傾けて軽量のスラスターで勝負します。

でも一番好きな時間はレトロツインで仲の良い友達と笑いながらセッションする事です。